東京五輪「すごく大事だと思っている」
イベント終了後、報道陣による囲み取材が行われた。
2020年の東京オリンピックで、卓球女子シングルスに日本代表として出場するためには、20年1月時点で世界ランクの日本選手上位2人以内に入る必要がある。11月26日現在、世界ランク7位の伊藤美誠選手の代表選出が決定的となっているが、10位の平野選手は8位の石川佳純選手との間で残り1枠を賭けた戦いを続けている。
平野選手はシンガポールで11月21日~24日に行われた卓球の国際大会「T2ダイヤモンド」で1回戦敗退し、代表権獲得に向け痛い足踏みとなった。
ランキングを左右する国際大会は残り2大会。12月4日からカナダでの「ITTFチャレンジ・ノースアメリカンオープン」に臨む平野選手は、
「シングルスの2枠に入りたい。あと2大会で代表を決められるように、この1週間練習して、大会に臨みたい」
と気を引き締めた。
また、東京五輪への思いについて聞かれると、
「すごく大事だと思っている。そのためにはまず次の2大会をしっかり戦うしかない」
と意気込んだ。