沖縄県を本拠地として活動している卓球Tリーグのチーム「琉球アスティーダ」が首里城の復興、復元に向けた支援の取り組みを開始した。
ECショップ11月分の全利益を支援に
2019年10月31日未明、那覇市にある首里城で大規模な火災が発生し、正殿など主要な施設が焼失した。
この火災を受け、琉球アスティーダは11月1日、同チームの観戦チケットや応援グッズ、卓球用品を扱うECショップにおける11月1日~11月30日の利益のすべてを支援に充てると発表した。必要に応じて、期間延長も検討するとしている。
11月3日には、同チーム主催の卓球大会「美ら島チャレンジ卓球大会」で、会場に募金箱を設置。寄付先が決定次第、全額寄付する。
キャプテンを務める吉村真晴選手は、チームの公式ユーチューブチャンネルを通して、
「首里城の火災、非常に僕ら選手一同、ショックを受けております。まず僕らにできることといえば、プレーを通してできる限り、みなさまに元気をお届けすることだと思っています。そして今回、琉球アスティーダとして、募金活動を始めたいと思っております。ぜひ全国の皆様から厚いご支援をいただけると非常にうれしいです」
などとメッセージを寄せている。
琉球アスティーダは今後も、沖縄県内の他スポーツチームや企業と連携して、様々な支援活動を展開していくという。