パソコン(PC)およびスマートフォンなどの周辺機器を手がけるバッファロー(名古屋市)は、ポータブルSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)「SSD-PGMU3」シリーズを2019年11月中旬から順次発売する。
データに加えシステムのバックアップ可能
名刺サイズのコンパクトボディーながら高速な転送規格「USB 3.2(Gen2)」に対応し、USB Type-Cケーブルを使用した同規格接続時では、従来モデルと比べ約1.5倍高速だという毎秒約530MBのリード速度を実現する。
USB Type-C端子を搭載したPCのほか、USB Type-A端子搭載のPCにも接続可能なUSB Type-C to A変換アダプターが付属する。
Windows 10専用のバックアップソフト「スマートツインズブートエディション」に対応し、データ領域に加えシステム領域のバックアップが可能。バックアップ先のシステムから直接のシステム起動にも対応し、万一のシステム破損や内蔵ドライブの故障時には、バックアップ先の本製品からの緊急起動もできるという。
側面に備えたLEDで故障予測を通知する「みまもり合図forポータブル」を搭載し、突然の故障によるデータ消失のリスクを軽減する。加えてクラウドによる故障予測サービス「みまもり合図」にも対応し、クライアントソフトをインストールしたWindows/Mac両環境においてPC上で通知やサポートが受けられる。
また、故障によりデータへのアクセスが不能となった際にも、保証期間内に軽度の論理障害であれば無償で、そのほかも有償によるデータ復旧に応じる「バッファロー正規データ復旧サービス」対応とのことだ。
ラインアップと価格は、容量240GBモデルが8100円(以下全て税別)、480GBモデルが1万2200円、960GBモデルが2万1200円、1.9TBモデルが3万8900円。
カラーはブラック、ホワイト、レッド(480GB/960GBモデルのみ)、ブルー(同)、ゴールド(同)の5色。