三菱電機は、ルームエアコン「霧ヶ峰 FZシリーズ」「Zシリーズ」18機種を2019年11月1日から順次発売する。
外出先でも部屋の状況がサーモグラフィー画像で確認可
いずれも、AI(人工知能)技術と高解像度センサーを組み合わせた「ムーブアイ mirA.I.+(ミライプラス)」を新搭載。吹き出す気流を高精度に検知し、体感温度や住宅性能に合わせた運転モードの自動切り替えに加え、部屋の間取りやレイアウトなど居住空間に合わせて最適に調整するなど、快適性をさらに高めた。
エアコン本体に無線LANを標準搭載し、スマートフォン向け専用アプリ「霧ヶ峰REMOTE」を使用して外出先からでも遠隔操作が行える。また、外出先からも部屋の状況をサーモグラフィー化した熱画像で確認できる、業界初だという「サーモでみまもり」機能を搭載した。
そのほか、手入れの難しいエアコン内部の熱交換器やファン、通風路には独自の防汚コーティング「ハイブリッドナノコーティング」を施したほか、これまで同コーティングの塗布が困難だった可動部の風向フラップに世界初だという防汚素材「デュアルバリアマテリアル」を採用。ホコリや砂塵などの親水性、ススや油煙などの疎水性、両方の汚れの付着を抑制し、風の通り道の全てを清潔に保ち、手入れの手間を減らせるとのこと。
左右独立駆動プロペラファン方式の「FZシリーズ」は定格冷房能力4.0~9.0キロワットの全6機種。カラーはピュアホワイト。12月上旬発売のクロスフローファン(ラインフローファン)方式「Zシリーズ」は同2.2~9.0キロワットの12機種。カラーはピュアホワイト、ブラウンの2色。
いずれも価格はオープン。