出版社のKADOKAWA(東京都千代田区)は、「文豪どうかしてる逸話集」を2019年10月25日に発売した。
発表資料によれば、「文豪の意外な一面を知ることができる本」だ。
「金色夜叉」尾崎紅葉がトンデモ行動
本書には、作家の進士素丸さんによってまとめられた、文豪の「どうかしてる逸話」が収められている。エピソードは、こんな内容だ。
日本人初のノーベル文学賞を受賞した川端康成は、実はとんでもない借金を抱えていた。夏目漱石は、稲からコメが収穫できることを知らなかった。尾崎紅葉は、友人を捨てた女性が許せなくてアルバイト先に殴り込んだ――。
本書ではその他にも、太宰治、谷崎潤一郎、永井荷風、志賀直哉など、明治から昭和初期に活躍した作家や詩人のエピソードが多数登場する。
価格は1430円(税込)。