「思い描いていた田舎そのものでした」
実際に町に移住した人は、どんな生活を送っているのだろうか。
漁師の朝日田卓朗さんは、かつて千葉県で会社員として働いていた。当時を「ゴミゴミした都会が苦手でした」と振り返り、「海があって、山があって、思い描いていた田舎そのものでした」と語る湯梨浜町に32歳で移住した。移住後は自身が「釣り好き」だったことをきっかけに3年間の漁業研修を受けると、その後漁師として独り立ち。町で出会った女性と結婚し、「もうサラリーマンに戻ろうとは思いません」と幸せぶりをアピールしている。
千葉県から移住した朝日田卓朗さん
朝日田さんのように出身地から別地方に移る「Iターン」で移住してきた人の中には、工芸家や「地域おこし協力隊」として働く人がいる。また、出身者が地域外から戻る「Uターン」では特産の梨農家に就農した人もいて、自由な働き方を受け入れる環境が町には揃っているのだ。
こうした移住者の声を実際に聞くことができるイベント「ゆりはま移住セミナー」が、2019年10月30日に東京で、11月1日に大阪でそれぞれ開催される。セミナーでは町の紹介や移住者による「本音トーク」、実際に町を巡って魅力に触れる「ゆりはま巡りツアー」の紹介がおこなわれる。
移住セミナーの詳細はこちらセミナーの東京会場は、東京・千代田区にある東京国際フォーラム・ガラス棟G404、大阪会場は大阪・北区の梅田阪急オフィスタワー26階3号会議室で、両会場とも18時30分~20時30分に開催する。(開場は18時)
主催は「生涯活躍ポータル カラフル」。
申し込み・問い合わせ電話番号は03-6634-9975。
<企画編集:J-CAST トレンド編集部>