400年近くの歴史を持つ金沢の酒蔵「福光屋」が、新天皇陛下の即位をお祝いする純米大吟醸「玉葉 南殿の桜」と「玉葉 南殿の橘」を2019年10月8日、各3000本限定で発売した。
桜の花とミカンの花から採った酵母
山田錦の特別栽培米を磨き、左近の桜、右近の橘にちなみ、桜の花とミカンの花から採った酵母を使い、伝統の技で作った。
天皇陛下への最高敬語である玉と、古く宮中で用いられた酒の異名の笹葉と代を掛詞として玉葉と名付けた。
「玉葉 南殿の桜(ぎょくよう なでんのさくら)」は、ほのかに漂う桜桃のような香りと果実味のある味わい。「玉葉 南殿の橘(ぎょくよう なでんのたちばな)」は柑橘のようなバランスのよい酸味とすっきりした後味だ。どちらも、冷やしても常温でもおいしい。
価格は、各720ミリリットル2300円。各1本が化粧箱に入った「玉葉 南殿セット」は5000円(税抜)。東京・有楽町駅の「SAKE SHOP福光屋」丸の内店ほか自社直営各店、一部の酒販店、百貨店、通販(福光屋オンラインショップ)で販売中。