シャープは、気象予報を活用し「クラウドAI(人工知能)」による睡眠の段階に合わせた運転制御機能を業界初搭載したエアコン「Xシリーズ」を、2019年10月25日に発売する。
クラウドAIが部屋ごとの温度変化を予測
気象予報に基づいた省エネ運転に加え、蓄積した日々の運転制御データをクラウドAIが分析し、快適な睡眠環境を実現する。
また、日中の運転では気温と日射量の気象予報を取得し、クラウドAIが部屋ごとの温度変化を予測。先回りして制御することで、室内環境を快適に保ちながら積算の消費電力量を約15%削減できるという。
イオン濃度を1立方センチあたり5万個まで高め、室内の空気とエアコン内部の清潔性を保つ独自の空気浄化技術「プラズマクラスターNEXT」、吹き出す風をキレイにする「風クリーンシステム」を搭載。ルーバーやダストボックスは取り外して水洗いが可能だ。吹き出し口内部も凹凸の少ない構造を採用し、手軽に拭き掃除ができる「簡単お手入れ構造」となっている。
スマートフォンアプリ「COCORO AIR」と連携し、クラウドAIによる省エネ運転の結果を通知する。室外機付近の温度が45度に上昇するなどの猛暑時でも安定した冷房運転ができるように、運転制御の見直しを図った。
適用畳数が冷房6~9畳、暖房6~7畳の「AY-L22X」から、冷房22~33畳、暖房21~26畳の「AY-L80X2」まで9機種をラインアップする。カラーはホワイト系。
いずれも価格はオープン。