東京ディズニーリゾートで恒例のスペシャルイベント「ディズニー・ハロウィーン」が始まった。東京ディズニーランド(TDL)は昨年につづき「ゴースト流の東京ディズニーランド」がテーマ。一方、東京ディズニーシー(TDS)は「ダークで怪しいハロウィーン」と、テーマを一新しての開催となる。それぞれのエンターテインメント・プログラムを紹介する。
ディズニーシー初「フェスティバル・オブ・ミスティーク」
今年のTDSのハロウィーンは、「ダークで妖しい」とのコンセプトに合わせ、パークが全体的に濃い紫色に彩られていて、華やかながらもミステリアスな雰囲気を漂わせている。
見どころは、今年が初開催となるエンターテインメント・プログラム「フェスティバル・オブ・ミスティーク」だ。メディテレーニアンハーバーに軽快な音楽が流れ、ショーは幕を開ける。
美しい女性たちが現れ、歌と踊りでハロウィーンを祝っていると、ミッキーマウスとディズニーの仲間たちが5艘の船に乗って登場する。妖しくも美しい歌声に導かれ、彼らは船を降り、踊り始める。すると徐々に音楽のムードが不気味な雰囲気に変わる。突然、雷鳴が響き、炎、水柱があがるなか、おりが出現してミッキーが閉じ込められてしまう。すべて海の魔女のわなだったのだ。踊りは邪悪な魔王を復活させる儀式だと判明する。ディズニーの仲間たちは魔力に取り憑つかれて踊り続けるが、そこにミニーひとりが立ち向かう。ミッキーを救い、華やかで楽しいハロウィーンを取り戻せるのか...。公演は約25分。