台風19号来る前にペット犬を家の中へ 獣医師に聞いた飼い主の心構えと対策

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   大型で非常に強い台風19号の影響で、東日本では2019年10月12日以降、記録的な暴風や大雨の恐れがある。

   ツイッター上では多くの人が、「#犬をしまえ」のハッシュタグをつけて外で飼育する犬を室内に入れるように促している。J-CASTトレンドでは「ペットと防災ハンドブック『どんな災害でもイヌといっしょ』」(小学館)を監修した獣医師の德田竜之介さんに、犬のための台風対策を聞いた。

  • 犬を家の中にしまおう
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夜中もラジオをかけっぱなしに

   外につないだままの場合、飛来物によって傷つく危険や、リードが外れて逃げてしまう恐れがあるため、「台風のときは、外で飼っている犬を絶対に屋内に入れてください」と德田獣医師。ただし、それだけでは不十分という。家の窓が割れた場合、そこから逃げ出してしまうケースがあるそうだ。万一逃げてしまった場合に備えて、犬のネームタグや首輪に名前と連絡先を書いておくことを推奨した。

   また、犬の感覚は人間よりも敏感だ。台風による気圧の変化や雨風の音が原因で緊張状態になってしまう。場合によってはパニックに陥ることもある。

   德田獣医師が対策として教えてくれたのは、「音楽・ラジオをかけっぱなしにすること」。

   夜中でも音を流したままにして外の音を聞こえにくくすると、犬が落ち着くと説明した。飼い主も情報を得ることができるため、ラジオが特によいという。

   パニックを起こしやすい犬の場合は、かかりつけの獣医師に相談し、事前に安定剤を処方してもらうのも1つの手だとの話だ。

   飼い主が怖がっていると、飼い犬はさらに怯えてしまうという。「飼い主は冷静に、落ち着いて犬たちを守ってほしい」と德田獣医師は話した。

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