台風19号、あなたの街のリスクは 災害危険度が分かる「重ねるハザードマップ」

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   台風19号が今週末に関東地方への上陸が予想されている。これに備えて自宅の対策をしたり、実家や知人の家へ避難する人もいるだろう。海抜が低い場所は、浸水が心配だ。

   自然災害が起きた時、自分が住む地域にどんな被害が及ぶ恐れがあるかを知るうえで、国土交通省がウェブサイト上で開設する「ハザードマップポータルサイト」の「重ねるハザードマップ」が有効だ。「洪水」「土砂災害」などの災害種別に合わせ、日本各地の災害危険度が一目で分かる。

  • 「ハザードマップポータルサイト」で災害に備える(公式サイトより引用)
    「ハザードマップポータルサイト」で災害に備える(公式サイトより引用)
  • 「ハザードマップポータルサイト」で災害に備える(公式サイトより引用)

洪水、土砂災害...地域の災害リスクを知ろう

   「重ねるハザードマップ」は国や自治体などの防災情報に基づき、各地域が抱える災害リスクを横断的に確認できるマップだ。

   洪水リスクを知りたい場合はマップを開き、災害種別「洪水」を選択すると、国土交通省・都道府県のデータに基づいた「洪水浸水想定区域(想定最大規模)」が色別に表示される。黄色、オレンジ色、赤色の順に危険性が高くなり、赤色が濃くなるほど危険だ。例えば首都圏近郊をマップで見ると、茨城県南西部や千葉県北部の「江戸川」、「利根川」といった大きな河川沿いにある地域が濃い赤で表示される。

   災害種別「土砂災害」を選ぶと、「急傾斜地の崩壊」「土石流」「地すべり」といった災害リスクについて、「警戒区域」が黄色、「特別警戒区域」が赤色で表示される。首都圏近郊では八王子市や青梅市など東京都西部のエリアで赤色が目立つ。

   また「指定緊急避難場所」を選択すると、各市町村が決める災害ごとの避難所情報がマップに表示される。

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