神戸ルミナリエ25周年 阪神・淡路大震災の記憶伝える「語り部ブース」設置

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   アーチ状のイルミネーションで有名な「神戸ルミナリエ」が今年も12月6日~15日、兵庫県神戸市の旧外国人居留地および東遊園地で開催される。

   1995年1月に発生した阪神・淡路大震災の犠牲者の鎮魂と街の復興を祈って同年12月に初めて行われ、今では神戸の冬の風物詩として定着している。25周年目となる今回は、震災を語り継ぐためのブースが新しく開設される。

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  • 第25回神戸ルミナリエ「希望の光に導かれて、25年」
    第25回神戸ルミナリエ「希望の光に導かれて、25年」
  • 第25回神戸ルミナリエ「希望の光に導かれて、25年」

「1.17希望の灯り」を初めて装飾

   取材に答えた神戸観光局の神戸ルミナリエ組織委員会担当者は、阪神・淡路大震災を経験していない世代の来場が増え、ルミナリエの本来の趣旨を知っている人が減少してきていると話す。冬のイルミネーションとして見に来る観光客が多いそうだ。

   そのため、東遊園地内の「慰霊と復興のゾーン」に、ルミナリエが始まった理由や、震災経験者の話を伝えるための「震災語り部ブース」を開設する。詳細は未定だが、語り部から直接話を聞くことができるとの説明だった。

   また、東遊園地内に設置されている慰霊と復興のモニュメント「1.17希望の灯り」を高さ4メートルのアーチで飾る。「1.17希望の灯り」が装飾されるのは、初めてとなる。

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