シャープは、電子辞書「Brain(ブレーン)」2モデルを2019年10月10日に発売する。英語学習の早期取り組みに対応し、小学生から使えるという「中学生モデル」、アクティブに趣味を楽しむ中高年層が外出先で使用できる「生活・教養モデル」を用意。いずれも液晶画面部分を360度折り返して回転させ、タブレットのように片手で持って使用できる。
中学生モデルと「生活・教養」モデル
「中学生モデル PW-AJ2」は、通学中などの隙間時間に3色シートで単語を隠しながら覚える「暗記ツール」、調べた単語が自動で単語帳になる「自動単語帳」など、日々の学習に有効活用できる機能を搭載する。
英語学習で重視される「聞く・話す・読む・書く」の4技能の強化と、「英検」対策に役立つコンテンツを収録。「聞く」力をつける「リトルチャロ(NHKエデュケーショナル)」、「話す」力をつける「ATR CALL for Brain(ATR Learning Technology)」、「読む」力をつける「Oxford Bookworms(オックスフォード大学出版局)」などを収録。
中でも「書く」力をつける「英作ボード」は、新収録の「ABOUT ME FOR STUDENTS(アスク出版)」を参考にしながら作文でき、録音した自分の発音と比較も可能。「英検」のライティング対策に加え、面接などでのスピーチにも役立つ。また「英検」受験のコツなどの情報が詰まった「英検ガイド」で、受験の詳細を事前に把握できる。
「生活・教養モデル PW-AA2」は、初心者でも簡単に句作できるコツを教えてくれる「夏井いつきの世界一わかりやすい俳句の授業(PHP研究所)」、山歩きなどにも使える「動植物図鑑」、海外旅行先で活用できる9か国の「旅行会話集」などのコンテンツを収録。
旅先での思い出や出来事のメモが可能な「旅ノート」を新搭載。国語/歴史辞書、薬や家庭の医学など日常の暮らしに役立つ様々なジャンルのコンテンツを収録する。
文字が太く見やすいキーボードに加え、50音ソフトキーボード、手書き入力にも対応する。
両モデル共通の主な仕様は、5.5型(854×480ドット)TFTカラー液晶ディスプレイを搭載。本体メモリーは約500MB、microSD/SDHC/SDXCメモリーカード(最大64GB)対応。
電源はリチウムイオン充電池。タッチペン、ACアダプター、microUSBケーブルが付属する。
いずれも価格はオープン。