コカ・コーラシステムは、週に1回以上スポーツをしている小学生の子どもを持つ30~40代の母親500人を対象に、子どものスポーツ活動の応援に関する実態調査を行い、2019年10月2日に結果を公表した。
9割以上の母親が、見返りや感謝を求めずに子どものスポーツ活動をサポートしていることがわかった。
母親は「無償の愛」で子どもを応援
同社は、子どもの試合や発表会に応援に行くことを「見える応援」、応援に行く以外のサポートを「見えない応援」と定義している。「見えない応援」とは「送り迎え」「ユニホームの洗濯」「スポーツドリンクの準備」「弁当の準備」「スポーツ用具・備品の手入れ」などを指す。
調査では、61.8%の母親がほぼ毎回「見える応援」を、93.6%が子どものために「見えない応援」を、それぞれしていることがわかった。
1か月当たりの「見えない応援」に費やす時間を聞くと、平均18.7時間という結果に。中でも「送り迎え」(5.2時間)や「ユニホームの洗濯」(4.8時間)に、「弁当の準備」(3.4時間)に費やす時間が多い。
母親たちは見える形でも見えない形でも子どもたちを応援しており、58.4%はサポートすることは「大変ではない」と考えている。また、92.0%は「子どもに見返りを求めていない」、74.8%は「子どもから感謝されることを期待していない」と答えた。
同社は、多くの母親が子どものためのサポートを大変とも思わず、見返りや感謝も期待していないことを「無償の愛」と表現した。
コカ・コーラシステムは10月1日から、「アクエリアス」2019秋冬キャンペーンを開始。同日、「見えない『がんばれ』が詰まってる」をキーメッセージに、スポーツをする子どもと親の絆を描くテレビCMの放送を開始した。今回の調査はキャンペーンに関連して、親子の関係の実態を調べるために行われた。