家電・生活雑貨を販売するドウシシャ(大阪市中央区)は、首や腰に巻く暖房機「ウェアラブルヒーターネック」「ウェアラブルヒーターウエスト」を2019年10月上旬に全国の量販店で発売する。
アウトドアやスポーツ、通勤通学で使える
プレスリリースによると、2019年の夏はモバイル扇風機や着る扇風機など、「パーソナルな家電商品」がヒットし、様々なシーンで活躍していた。暖房機もパーソナル化が進むと考え、商品を開発したという。
「ウェアラブルヒーターネック」はマフラー状、「ウェアラブルヒーターウエスト」は腹巻状で、中心部にヒーターが入っている。それぞれの本体から伸びるUSBプラグを専用バッテリーと接続して使用する。
温度調節は強(48度で10分間、その後45度に下がる)・中(44度)・弱(40度)の3段階で、スイッチを入れて10秒程度で温まる。
強・中に設定した場合は、安全のため90分後に電源が自動でオフになる。弱の場合、ネックは20時間、ウエストは11時間使える。
取材に答えたドウシシャの商品担当者によると、アウトドア、スポーツ、スポーツ観戦、通勤・通学、普段使い、軽作業など様々な使用シーンが想定されている。小さく折りたためるため、かばんに入れて持ち運ぶこともできるそうだ。
すぐに温まるので、乗り継ぎの電車を待つ間などの短い時間にも利用できるという。