「明るく楽しく」で同業者の支持も厚い熊本タクシー【ツイッターは仕事!企業公式「中の人」集合(6)】

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子ども向けに「SNS講座」開いてみたい

   ツイートは、「とにかく明るく楽しくがモットーです」と話す。

「まじめに情報発信することも大事ですが、ふざけるときはとことんふざけ倒す。私がおかしなネタツイートしているのを面白がってもらい、同じ話題で盛り上がれたら」

   こんな例がある。19年6月に数社の企業公式ツイッター担当者が集まって行われた「中の人お泊まり会2019」でのこと。自然豊かなアウトドア・スポーツ施設「阿蘇ネイチャーランド」を移動中、ズボンの後ろポケットに入れていた財布を落としてしまったのだ。

   早速、自らそれを「ネタ」にし、広大な草原を写した一枚を添えて「このどこかにある」とツイート。その後、財布は無事に発見されたが、以降も「財布は落としても、自分の中にある信念は落とさないのです」と自虐投稿したり、フォロワーからは「財布はしっかりポケットに!!」、「クマタクさんのおかげで財布を確認する癖が付きました」とイジられたりしている。

   こうした「ドジっ子エピソード」の一方で、かつてラジオDJを目指し、専門の放送学校でトークに関する勉強をしていた経験があるので「人と話すのも、人前で話すのも好き」。話がわかりやすく、親しみやすい人柄が多くのフォロワーや「同業」である企業公式ツイッター担当者に支持される理由だろう。

「いつかは他社のツイッター担当者だけでなく、児童や学生を対象とした『SNS講座』にも挑戦してみたい。現代の子は生まれた時から当たり前のようにSNSがあります。SNSに対する知識がないせいで事件に巻き込まれないよう、企業公式ツイッター担当者ならではの気付きを交えて、適切な付き合い方を伝えたいです」
各企業公式ツイッターアカウント担当者(通称:中の人)をJ-CASTトレンド記者が突撃取材。「業務」として日々ツイッター運用に取り組む担当者たちの魅力を紹介する。
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