「名探偵コナン 警察学校編 Wild Police Story」(原作・青山剛昌、作画・新井隆広)の連載が、雑誌「週刊少年サンデー」44号(2019年10月2日発売)で始まった。
人気キャラクターの降谷零、松田陣平、萩原研二、伊達航、諸伏景光が警察学校に通っていた時代を描くスピンオフ作品だ。44号~46号は松田陣平編で、その後のエピソードも不定期掲載される。
ツイッターではサンデーの売り切れを心配するツイートが相次いでいる。
ひとりで5冊購入の猛者も
ファンが売り切れを懸念するのは、ある「前例」があるからのようだ。
2018年5月に、安室透(=降谷零)を主人公にしたスピンオフ作品「ゼロの日常(ティータイム)」の連載が始まったとき、「売り切れが続出」した。そのため、コンビニや本屋に取り置きを頼んでいる人も少なくないようで、
「ゼロ茶(編集部注=「ゼロの日常」を指す)の連載開始時にサンデー売り切れで買えなかった後悔があるから今回は取り置きしてもらってる...」
というツイートもあった。
実際、今回も売れ行きは好調な様子で、2日の午前中には「サンデーがどこ行っても売り切れ」「ラスト1冊だった」「電子書籍しかないのか」といった投稿が数多くみられた。
44号では、原作者・青山剛昌さんがキャラ5人の姿を描いたイラストの複製原画の応募者全員サービスも始まっている。雑誌に付属する応募券1枚につき、原画1枚に応募できるため、2冊以上購入しているファンもいる。
中には深夜1時に入手した上で、「明日ヨドバシから一冊、セブンイレブンから3冊届く」という人も。
コナンファンによる「サンデー争奪戦」はし烈を極めているようだ。