音響機器を手がけるディーアンドエムホールディングス(神奈川県川崎市)は、「デノン」ブランドから、ネットワーク対応サウンドバー「DHT-S516H」を2019年10月上旬に発売する。
音楽ストリーミングやハイレゾ音源も楽しめる
2.1チャンネルモデルで、50型以上のテレビにマッチするという横幅1018ミリの本体には16ミリソフトドームツイーター、51×127ミリの楕円形ミッドウーハーを各2基、またワイヤレス接続のサブウーハーには130ミリユニット2基を搭載。
各ユニットは専用の高効率クラスDアンプを用いたバイアンプドライブ方式を採用し、大画面で楽しむ映像の迫力にふさわしいダイナミックなサウンドを実現。同ブランドのHi-Fiコンポーネント同様、サウンドマネージャーと音質担当エンジニアがサウンドチューニングを手がけている。
映画向けの「Movie」、音楽コンテンツに適する「Music」、2つのサウンドモードを搭載。「ダイアログエンハンサー」により、セリフやボーカルを強調して聴き取りやすくできるほか、夜間などに控えめな音量でも迫力あるサウンドが楽しめる「ナイトモード」も備える。
4K解像度、ARC(オーディオ・リターン・チャンネル)対応のHDMI端子を入出力各1ポート、光デジタル入力、同軸デジタル入力、アナログAUX入力各1系統を装備。Dolby Digital、Doby Digital Plus、DTS、AAC各音声フォーマットをサポートする。
同ブランドが提唱するネットワークオーディオ技術「HEOSテクノロジー」により、「Amazon Music」や「AWA」、「Spotify」などの音楽ストリーミングサービスに対応。設定および操作は無料のスマートフォン、タブレット向け「HEOS」アプリで行える。また、「Amazon Alexa」搭載機器からの音声操作にも対応する。
パソコンやNAS(ネットワークストレージ)などからのファイル再生ではCDを超える高解像度「ハイレゾ(ハイレゾリューション・オーディオ)音源」、DSD 5.6MHz、PCM 192kHz/24bitの再生が可能。そのほかインターネットラジオ、Bluetoothなど様々なソースが楽しめる。
カラーはブラック。
価格はオープン。