フィリップ・モリス・ジャパン(東京都千代田区)は、加熱式たばこ「IQOS(アイコス)」の最新モデル「IQOS 3 DUO」を2019年9月25日に発売した。
同日、東京都内で記者発表会が行われ、同社社長のシェリー・ゴー氏、マーケディング&コミュニケーションズ・ディレクターの坂牧真美氏が新商品と、発売に合わせて拡大されるサービスについて説明した。
ゴー社長「ユーザーからの要望に答えた」
「IQOS 3 DUO」の特徴は2つ。専用たばこスティックを2本連続使用できることと、ホルダーの充電時間(スティック1本分)がIQOSシリーズで最も短い1分50秒になったことだ。「IQOS 2.4 PLUS」と比較すると、2分の1の時間で充電が完了する。2本分を充電する場合は5分15秒だ。連続使用と充電時間の短縮は、ユーザーからの要望に答えたものだとゴー社長は話した。
カラーバリエーションは「IQOS 3」と同じウォームホワイト、ブリリアントゴールド、ステラ―ブルー、ベルベットグレーと、新色ウォームカッパーの5色展開で、アクセサリーを使ってカスタマイズも楽しめる。
価格は9980円(税込)。10月1日の消費税増税後も価格は変わらない。
新モデルの発売に合わせ、購入前のサービスや利用者向けのサポートも拡充される。
購入前のサービスとして、紙巻たばこからIQOSへの切り替えを検討している喫煙者に向けて展開されるのが、「14日間無料レンタルプログラム」。名前と届け先、クレジットカード情報の入力で申し込みでき、好みの機種を体験できる。送料などもフィリップ・モリス・ジャパンが負担し、利用者に費用は原則かからない。
購入の際に、「IQOS定額プラン」を利用すれば、月額料金(1年契約)でIQOSを利用できるのに加えて、最大で8つのサービスが受けられる。
「IQOS 3 DUO」(月額900円)、「IQOS 3 DUO+IQOS 3 MULTI」(月額1350円)、「IQOS 3 MULTI」(月額630円)の3プランがあり、契約更新の度に最新のデバイスが提供される。価格は全て税込み。