アウトドアブランド運営会社の全面バックアップのもと、さまざまな業界の企業が全力でBBQをしたらどうなるのか――。2019年9月20日、大阪や京都、兵庫など関西を中心とした企業約20社の公式ツイッター担当者が食材を持ち寄り、ロゴスコーポレーション(大阪市)のアウトドアレジャー施設「ロゴスランド」(京都府城陽市)に集まった。合言葉は「#ロゴス秋のBBQ祭り」だ。
7月19日には、企業12社の公式ツイッターアカウント担当者が都内某所に集結し、屋外BBQを開いた。その際は肉だけで24キロも持ち寄られ豪勢な食事となったが、今回はどんな盛り上がりを見せるのか。
BBQではなかなかお目にかかれない食材が網の上に...
記者が会場となるロゴスランド内のキャンプ体験型ホテル「アイリスイン城陽」の2階スペースに足を踏み入れると、そこには既にロゴスコーポレーション社員の手によってBBQに必要なテーブルセットやコンロがセットされていた。
参加者が揃うまでの時間を使い、ワークショップが行われた。ロゴスランド敷地内の竹を切り出し、おちょこや容器を作る。ロゴスコーポレーション社員や、神戸の日本酒メーカー「白鶴酒造」の若手社員らによるプロジェクトチーム「別鶴」の担当者らが中心となり、のこぎりや鉈(なた)で竹を丁度よい大きさにカット。切り口や節の部分を削ったり、表面に焼き印を付けたりと本格的な作業を経て、おちょこが出来上がった(写真4)。
いざBBQが始まると、網の上には肉に野菜、そして海産物がずらり。主に肉はエスフーズの「こてっちゃん」担当者が、こてっちゃんや牛タンを、人参や玉ねぎ、しいたけ、カボチャなどの野菜は農産物の販売を手掛ける「坂ノ途中」担当者が持参した。なかでも、ロゴスコーポレーション社員たちが「BBQではなかなかお目にかかれない食材」と驚いていたのが、海産物販売を行う「越前かに職人 甲羅組(公式)」担当者が用意した、ずわい蟹。参加者たちは刺身、あるいは焼き蟹(写真7)にしたうえで、別鶴担当者がすすめる日本酒3種と共に堪能していた。
食後のイベントとして、地上波レギュラー放送ミニ四駆専門テレビ番組「HYPER DASH基地」担当者がミニ四駆レースを開催。同担当者が持参した屋外でも走行できる3台のマシンを走らせ、どれが優勝するかを参加者間で賭ける。コース上に障がい物を置いたり、マシンに自社キャラクターのぬいぐるみを乗せたり、真剣に優勝マシンを予想したりと、参加者は思い思いに余興を楽しんでいた。