昭和17年オープンの京都・大垣書店 「創業店」閉店に悲しみ広がる

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広報担当者「残したい気持ちはある」も現状は...

   J-CASTトレンドは2019年9月19日、大垣書店の広報担当者を取材した。

   店頭に掲出された、閉店を知らせる貼り紙には「多様化するニーズに対応するための充分な品揃えを維持することが困難になり、この度の判断に至りました」と書かれている。担当者は、「新たな京都本店が出来たため、中心店舗をそちらに移行するという判断を下した。今の北大路店の坪数では限界がある」と答えた。

   また、不況が叫ばれる書店業界の中で、北大路店でも客足の減少や売上効率の悪化が課題だったと説明、閉店は総合的な要因を受けての決断だと語った。

   店頭の貼り紙には「将来的には、何とか発祥の地として新たな形で書店を再開できればと思っております」と書かれている。しかし、担当者は「現時点で店舗の再開は考えていない。我々としても『発祥の地』ということで残したい気持ちはあるが、時代の流れもある」と回答した。

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