コロプラ(東京都渋谷区)がスクウェア・エニックスと共同開発したスマートフォン(スマホ)向け位置情報ゲーム「ドラゴンクエストウォーク(以下、ドラクエウォーク)」が2019年9月12日に配信開始された。それから1週間余り経った現在、ツイッターでは「楽しい」という声に混じり、こんな悲鳴が聞こえてきている。
「ポケモンGOとドラクエウォークを両方やると身体がぼろぼろになる。どちらかを辞めなければ...」
「犬の散歩時間倍増」「体力持たない」「足が痛い」
ドラクエウォークは、RPG(ロール・プレイング・ゲーム)「ドラゴンクエスト(ドラクエ)」の世界と化した現実世界を、プレイヤーが主人公となって歩き、モンスターを倒したり、「クエスト」を達成したりして冒険するゲームだ。対して、16年にリリースされたスマホゲーム「ポケモンGO」。こちらも位置情報を活用しており、現実世界そのものを舞台にしてポケモンを「捕まえる」、「交換する」、「バトルする」ことができる。
つまり、もともとポケモンGOで遊んでいたユーザーが新たにドラクエウォークを始めた場合、同じ位置情報を使った2つを進行させる必要に迫られる。ツイッターで確認した限り、体に負荷をかけ、苦労して両立させているユーザーは少なくない。
「ポケモンGOとドラクエウォークのせいで足が痛いw」
「ポケGOとウォークに関しては同時進行できないから結構大変 必然的に犬の散歩時間が倍増」
「位置ゲー二つ同時に盛り上がってしまうと体力持たないしホント忙しい!」
歩くことで健康増進が期待される位置情報ゲームも、複数を無理に両立させようとするとヘトヘトになってしまうのか――。