NHK出版は、絵本作家・荒井良二の新作絵本「きょうのぼくはどこまでだってはしれるよ」を2019年9月5日に発売するとともに、9月14日まで5年ぶりとなる個展を東京・表参道で開催している。
新作絵本をテーマとした約30点の作品を描きおろし
世界的な絵本作家の荒井良二氏は、「絵本の世界のノーベル賞」といわれるアストリッド・リンドグレーン記念文学賞を日本人で初めて受賞した。
同氏の最新作が見られる個展「きょうのぼくはどこまでだってはしれるよ」は、東京・表参道のPinpoint Gallryで開催している。新作絵本をテーマとした約30点の作品を描きおろし、他にも山形ビエンナーレで展示されたドローイングや立体、キャンバス作品などを展示している。
また、19年9月28日から11月4日まで、石川県小松市立本陣記念美術館で大規模展覧会「未来へ!絵本原画展『まどをあけたら荒井良二』」を開催。会期中には荒井氏のライブペインティングやサイン会などさまざまな関連イベントも予定している。
さらに、個展の開催にあわせて、絵本「きょうのぼくはどこまでだってはしれるよ」(1728円・税込)も発売。荒井氏にとってオリジナル絵本としては3年ぶりとなりファンには待望の1冊だ。