台風15号が2019年9月9日、首都圏を直撃した。気象庁によると最大瞬間風速は50メートル、観測史上1位と報じられるほどの記録的な暴風を伴った。
多くのものが吹き飛ばされたようだが、その中でも少々「意外な被害者」の写真がツイッターに続々と投稿された。
道路の脇にぽつんと...今頃本体は
「あなたどこから来たの...?」
そんなコメントと共にツイートされているのは、道路の脇にぽつんとたたずむ青い蓋の写真だ。ペットボトルと缶を入れる穴が縦に二つ開いている。自動販売機の側に備え付けられているゴミ箱の蓋だ。
ツイッターで「ゴミ箱の蓋」と検索すると、同じように道の脇に転がった蓋や、植え込みの中に刺さってしまった蓋の写真、「あちこちに自販機のゴミ箱の蓋だけが飛ばされて来てる」といったツイートが次々とヒットした。
台風通過後に外出した人々が、あちこちでゴミ箱の蓋に遭遇しているようだ。
本体部分と離れ離れになってしまった蓋に対して、「かわいそうに、、、」「今頃本体は寂しがってるだろうね...」と同情するツイートも見られた。