雑誌・ムックを出版するG.B.(ジー・ビー、東京都千代田区)は、「発達障害の私が夫と普通に暮らすために書いているノート」を2019年8月21日に発売した。
ツイッターで大反響
著者の「ななしのうい」氏は、結婚した半年後に発達障害(アスペルガー症候群とADHD)であることが判明した。それ以降、自身や夫婦間に起きたトラブルの事例や会話、原因・対策をノートに記録。その画像をツイッターにアップしたところ、大反響を得たという。
「発達障害の当事者が書いたノートを公開する」という今までにない構成で、当事者ならではのリアルな実例がまとめられている。生活のことや仕事、家族のことなどを、テーマごとにわかりやすく収録。夫婦間でのトラブル実例や関係構築のための工夫、夫が日頃気を付けている事など、夫からの視点も盛り込まれている。
監修は、南青山アンティーク通りクリニックで院長を務める精神科医・福西勇夫氏。発達障害の当事者や家族がより理解を深められるように、ノートの内容に対する解説も掲載した。
価格は1600円(税別)。