ブームに沸く「タピオカ」が、ついにあの「国民食」との出会いを果たした。
大阪の回転寿司チェーン「活魚寿司」は、マグロやイクラといった海鮮ネタとタピオカを一緒に載せた寿司メニューを提供している。
実際の売れ行きは...
寿司を販売しているのは、大阪・泉佐野市にある活魚寿司の「鶴原店」と同田尻町にある「田尻店」。7月頃から売り出したというタピオカ寿司は「タピオカ鮪」、「タピオカいくら」、「海老タピオカ」、「タピオカサラダ」、キュウリの載った「すだちタピオカ」の5種類。それぞれ、通常の軍艦巻きや握りでよく見るようなネタと共に、黒く輝くタピオカが載っている。
タピオカはいずれも「ポン酢」のような、すだちベースのドレッシングをからめた味付けで、モチモチとした食感が楽しめるという。
活魚寿司の担当者によると、同チェーンは以前からタピオカミルクティーの提供をしていたというが、それだけでは「数を捌けない」と判断したオーナーが「他ではやっていないことをやろう」とタピオカが載った寿司の販売に踏み切ったという。
しかし、発売後の売れ行きについて聞くと、担当者は「あんまり良くないですよ」と思わず笑いながら回答。「物珍しさに『うわ、なんやろこれ』と言って食べる人はいるが、リピーターがいるかは分からない」と現状を語った。
SNS上では、実際に活魚寿司を訪れたユーザーから、
「地元の回転寿司屋さん、寿司にタピオカを入れるのは攻めすぎでは...」
「んんん!!?!?タピオカ!?」
といった驚きの声があがっている。