カシオ計算機は高機能メタルウオッチ「EDIFICE(エディフィス)」から、「Honda Racing」コラボレーションモデルの第2弾「EQB-1000HRS-1AJR/EQB1000HR-1AJR」を2019年10月18日に発売する。
EQB-1000HRS-1AJRのベゼルには、EDIFICE初「チタンアルミナイド」を採用。Honda F1の「エンジンバルブ」と同じ素材に、同じ表面処理「DLC(diamond-like carbon)」を施し、傷つきにくい表面に仕上げている。「Honda Racingパーツを装備したクロノグラフ」として、モータースポーツファンにとってはマストアイテムになりそうだ。
エンジンシリンダー内で点火した瞬間の燃焼をイメージ
両モデル共に、ベースモデルは薄型ハイスペッククロノグラフ「EQB-1000」。赤と黒のグラデーションが施された文字板で、エンジンシリンダー内で点火した瞬間の燃焼をイメージしたデザインだ。Bluetoothによるスマートフォンリンクが可能で、わずかな光でもソーラーチャージできるタフソーラーも装備している。厚さは8.9ミリメートルで、機能だけでなく軽さや装着性の高さも追求した。
価格は税抜きで、世界で900個限定の「EQB-1000HRS-1AJR」が11万円、世界で2900個限定の「EQB1000HR-1AJR」が6万2000円。
F1チーム「スクーデリア・トロロッソ」のマシンモチーフ
カシオ計算機が8月7日に発表した「EQB-1000TR-2AJR/EFR-S567YTR-2AJR」は、イタリア北部のファエンツァを本拠地とするF1チーム「Scuderia Toro Rosso(スクーデリア・トロロッソ)」とコラボレートした薄型クロノグラフで、9月13日に発売する。
両モデルのデザインは「Scuderia Toro Rosso」の19年用マシン「STR14」がモチーフ。ボディに用いられているブルー・レッド・シルバーの3色を基調にカラーリングしており、「EQB-1000TR-2AJR」の時計全体、「EFR-S567YTR-2AJR」の文字板には、それぞれチームカラーを象徴する「青地に赤いライン」を施している。
カシオ計算機によると「モータースポーツの精悍さ」を表現するために、ベゼルとインダイアル以外の文字板全体には、レーシングカーに欠かせないカーボン素材を採用。文字板と裏蓋にはチームロゴを、9時位置のインダイアルにはチームを象徴する牛のイラストをあしらっている。
「EQB-1000TR-2AJR」は、タフソーラーやスマートフォンリンク機能を搭載した、軽くて装着しやすい薄型クロノグラフ「EQB-1000」がベースモデル。F1チームとのコラボレーションモデルらしくストップウオッチ機能も充実しており、レース時の詳細なラップタイムの管理にも役立つ。例えば「ラストラップインジケーター」により、前回のタイムとの差を-5秒から+1秒の範囲でインダイアルに指し示せるほか、計測結果をスマートフォンアプリに転送し、1000分の1秒単位で200件記録できる。価格は税抜き7万5000円。
メタルバンドの薄型クロノグラフ「EFR-S567YD」をベースモデルとしている「EFR-S567YTR-2AJR」は、メタルベゼルの上面にカーボンプレートを装着し、文字板にはチームを象徴する赤い縦のラインをデザインしている。風防にはサファイアクリスタルを採用することで、傷つきにくさと視認性を確保した。価格は同3万円 。