「オーダー次第でどこが勝ってもおかしくない」
Tリーグの各チームは8月29日のセカンドシーズン開幕に向けて、補強を進めている。
その中でも、大型補強に成功しているのが、昨季優勝の「木下マイスター東京」だ。張本智和選手、水谷隼選手に加え、昨季は琉球アスティーダのエースとして活躍した丹羽孝希選手も今季から加入し、世界トップクラスの選手がそろっている。
吉村選手、琉球アスティーダはどう立ち向かっていくのか。吉村選手はライバルチームの強さを認めながらも「オーダー次第でどこが勝ってもおかしくない」として、奮起を誓う。
「日本代表ベストメンバーといっても過言ではないですし、強いのはわかっています。それでもあきらめるわけにはいかないですし、どうやったら勝てるかを考えていかなければならない。その考える過程は成長するために必要な過程だと思っています」
琉球アスティーダの開幕戦は8月30日。その対戦相手は、吉村選手の古巣であるT.T.彩たまだ。だが、古巣とて容赦はしない。
「古巣だからということは関係ないですし、自分の持っているものを出し切って、チームの勝利のために全力でプレーするだけです。それが必ず結果に繋がると思うので、T.T.彩たまには申し訳ないですけど、しっかり勝ちたいと思います」
自身については「攻撃的なプレー」を見てほしいと話す。ファーストシーズンはリーグ最下位(4位)に終わった琉球アスティーダ。吉村選手の活躍が躍進のカギになりそうだ。