顔写真から立体的な胸像を作成するサービスを、3Dプリントサービスのメルタ(東京都千代田区)が2019年8月6日に開始した。
世界に一つだけの「オリジナル胸像」を作成できる。
好きなキャラの服や装飾品をまとえる
J-CASTトレンドの取材に答えた広報担当者によると、同社は5年前から3Dプリントサービスを行ってきた。はじめは製造業者からの依頼が多かったが、徐々にトロフィーや、「MVP社員」を称える胸像の注文が入るようになったという。そこで、今回正式に商品としてメニュー化すると決めたと話した。
胸像のサイズ(高さ)は15センチ、20センチ、30センチの3サイズから選べる。それぞれに台座が付くので、設置する際にはさらに10センチほど高くなる。
モデルになる人の正面・側面・背面がわかる写真を送ると、3Dデータ化の上、立体化してもらえる。同社が指定するスタジオで本人が3Dスキャンを受けることで、より一層再現度の高い像になる。
担当者は、データ化の際に依頼すれば、好きなキャラクターの服装を着せたり、装飾品をつけたりといったアレンジもできると話した。
像の塗装は銅像風、粘土像風、金メッキ風、銀メッキ風の中から選ぶ。ナイロン樹脂製のため軽量だが、本物のような重量感を与えるために重りを埋め込むことも可能だ。
胸像の他にも、米国の大統領の顔が刻み込まれたラシュモア山のようなオブジェも依頼できる。