スキューバダイビングの教育機関「パディ・アジア・パシフィック・ジャパン」(PADI、本社:東京)は、2018年度のダイバー認定証取得者を対象に実施したアンケート調査の結果を2019年7月26日に発表した。
調査では「新しい趣味がほしかった」ためダイビングを始めたとの回答が多く、ダイビングをはじめる前には「泳げなかった」人もいた。
ダイビングしたい場所1位は...
「ダイビングをはじめたきっかけ」では、全体の半数以上が「新しい趣味がほしい」を理由として挙げた。また、「海の生きものが好き」「家族・友人・知人の紹介」「体験ダイビングを経験して」という回答も多かった。
「ダイビングを始める際に感じた不安や疑問」では、「(ダイビングに)かかる費用」が全体の4分の3を占めた。また、スキューバダイビングは2人1組の「バディ」を組んで行なうレジャーだが、「仲間がいない」ことへの不安を持つ人や、ダイビングを始めたくても「泳げなかった」、さらに「サメが怖い」という人もいた。
「ダイビングをしてみたい海外エリア」では、太平洋の島国パラオが1位だった。
PADIは調査結果に対し、パラオは日本とほぼ同じ経度にあり、日本人ダイバーにとって時差ボケなく潜ることができる点が好まれる理由の一つだと分析している。
なお、2位はオーストラリア、3位はモルディブだった。
アンケートの実施期間は2019年6月24日~7月12日。
対象者は2018年度に全国のPADIの店舗でコースを受講しダイバー認定証「Cカード」を取得した男女1万6000人で、有効回答数は994人。