老舗「マクセル」はとってもフレンドリー 【ツイッターは仕事!企業公式「中の人」集合(2)】

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他社との交流でツイートのハウツー学ぶ

   SNS運用で目標に掲げているのは、企業・ブランド認知度の向上と、中長期のファン獲得だ。ただ自社努力だけでは限界がある。そこを打破するうえで、現在は他社の公式アカウントとの連携を重視している。「突発的な企画やハッシュタグでくっついたり、はなれたり、いろいろな企業公式アカウントを巻き込みながら、お互いにメリットを与え合える関係はとても面白い」と話す。

   具体例として挙げたのは、19年3月12日に居酒屋チェーン店・つぼ八が開催した企業公式対抗ミニ四駆大会「つぼ八杯(カップ)」だ。参加者の1人から誘われ、マクセルのアルカリ乾電池「ボルテージ」をイメージしたオリジナルデザインのミニ四駆で出場(写真2)。マシンの見た目を競う「コンクールデレガンス」において優勝を果たした。

「結果的に大会はメディアで取り上げられ、思わぬ波及効果があると感じました。何より、出会った皆さん魅力的で刺激を受けましたし、自社を単にPRするのではなく、『ミニ四駆』という共通のテーマに基づいて上手くツイートしているのを見て勉強になりました。運用開始以来あまり他企業と交流しないアカウントでしたが、チャンスは何でも正面から来たときにつかんでみることが大切だと気づきました」

各企業公式ツイッターアカウント担当者(通称:中の人)をJ-CASTトレンド記者が突撃取材。「業務」として日々ツイッター運用に取り組む担当者たちの魅力を紹介する。

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