女性向けロマンス小説シリーズ「ハーレクイン」の日本版を手がけるハーパーコリンズジャパン(本社:東京)とシニア向け女性誌を発行するハルメク(本社:東京)は、50~70代の配偶者を持つ女性184人を対象に実施した「夫婦関係」に関するウェブアンケート調査の結果を2019年7月22日に発表した。
調査では半数以上の女性が夫への高い満足度を示した一方で、来世では「現在の夫を選ばない」とする考えが一定数見られた。
知性・経済力で満足も一部項目で「やや不満」
「夫に対する満足度」を100点満点で聞いた質問では、半数以上の57.6%が「80点以上」と回答。平均も74.7点で、満足度は全体的に高い傾向にあった。
夫への満足度を項目別に聞いた質問では、「知性」と「経済力」がともに全体の81.5%で最も多かった。一方で、「性(セックスやスキンシップ)の相性」(57.1%)、「行動力」(62%)、「人とのコミュニケーション」(62.5%)は相対的に低い結果となった。
「生まれ変わっても現在の夫を選ぶか」という質問では、「現在の夫を選ぶ」が46.7%、「現在の夫を選ばない」が53.3%だった。
「現在の夫を選ぶ」とした回答者からは、「出会った人とこれだけ長く一緒にいられたのだから、きっと運命の人なんだろうと思える」(63歳)と、夫に対する肯定的な声があがった。
一方で「現在の夫を選ばない」と答えた人からは、「自分が築いた家族の事より、自分の親戚との関わり方を大事にする人は選ばない」(69歳)と厳しい意見が寄せられた。