ラグビー女子屈指のスピードスター 堤ほの花が東京五輪で躍動する【特集・目指せ!東京2020】

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激しいコンタクトとスピード感が魅力的

   ―堤さんたちの世代は『黄金世代』と呼ばれていますが、自分たちの代で歴史を作るという思いはありますか?

 私達の世代はスタッフの方々には「自由な学年」と言われていて(笑)、互いに凄く主張しますし、常に自分たちの色を忘れていないというか。表現が難しい世代です(笑)。
歴史を作るというよりも、女子ラグビーが有名になったのは先輩たちのおかげで、色々な方々の苦労があったと思います。私達は恵まれていると感じていますし、私達が活躍することで、より良い環境を下の世代に繋げられればと考えています。

   ―最後に7人制ラグビーの魅力を教えてください。

 15人制は、激しいコンタクトや戦術的要素などマニアックな魅力があります。7人制は、とにかくスピーディーです。もしかすると、見やすいかもしれないですね。色々な選手のプレーが短時間で見られるというのが凄く魅力的だと思います。あと、試合会場も、お祭りみたいで、コスプレしたりだとか、お酒飲んで皆でワイワイしたりとかも魅力だと思うので、ぜひ会場に足を運んで応援して頂ければと思います。

文:石井紘人(いしい・はやと)
ラジオやテレビでスポーツ解説を行う。主に運動生理学の批評を専門とする。
著作に『足指をまげるだけで腰痛は治る』(ぴあ)『足ゆび力』(ガイドワークス)、プロデュース作品に久保竜彦が出演した『弾丸シュートを蹴る方法』(JVD)がある。
『TokyoNHK2020』サイトでも一年間に渡り、パラリンピックスポーツの取材を行い、「静寂から熱狂そしてリスペクト」などを寄稿。
株式会社ダブルインフィニティ代表取締役でもあり、JFA協力、Jリーグと制作した『審判』の版元でもある。

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