企業の製品の使用例「よりリアルに」見せるために
集合から約1時間半後、豪華メニューが出揃った。辺りがすっかり暗くなっていたが、イワタニ・プリムスのガスランタンが食卓を照らすなか、キリンビバレッジ担当者が用意した「ソルティライチ」や「午後の紅茶」などで乾杯。CASIOの「ミニ鍵盤 電子キーボード」が奏でる楽曲をバックに、参加者たちは食事や会話を楽しんだり、ツイート用の写真を撮ったり、タカラトミーのボクシングトイ「拳闘士ガチンコファイト」で遊んだりと、思い思いに過ごした。
気付けば、用意された食材は全て空に。参加者たちは料理を食べ尽くした後、再びテキパキと片付けに移っていった。CASIOの担当者は本イベントで成し遂げたかったことについて、記者にこう明かしている。
「企業の製品紹介は、屋内での展示会などが一般的です。しかし屋外に出てバーベキューで製品を実際に使うことで、これまでとは違う見せ方ができればと思いました。複数社合同のイベントなので、各社が持ち寄ったものを組み合わせて『こういう使い方もできる』ということも、よりリアルに伝えたかった」