オリンピック公式スポーツ飲料「アクエリアス」は、東京五輪聖火リレーをグループで走る「グループランナー」を公募する「#アクエリチャレンジ」キャンペーンを2019年6月17日にスタートした。
7月17日、タレントの武井壮さんが母校・中央学院大学(千葉県我孫子市)で、同校の現役学生たちと「#アクエリチャレンジ」を行った。
「絶対日本一になれる」熱く激励
「#アクエリチャレンジ」では、五輪で実施される33競技にちなんだ33種類のチャレンジが用意されている。その中から好きなものを選び、10人以内のチームで挑戦する様子を動画で撮影し、ハッシュタグをつけてツイッターに投稿すると、グループランナーへの応募となる。動画は「#アクエリチャレンジ審査団」の堂安律選手(サッカー)、大迫傑選手(マラソン)、森星さん(モデル)らが審査し、チャレンジの成功・失敗に関わらず「仲間と全力で楽しんでいるグループ」が、東京2020組織委員会に推薦され、選考に進む。
プロモーションイベントでは、武井さんと現役部員がボクシングにちなんだ「シャドー葉っぱキャッチ」、ゴルフにちなんだ「エブリワンカップイン」にチャレンジした。
会場は中央学院大学体育館。陸上競技部・駅伝部の現役部員たちが待つステージ上に登場した武井さんは学生時代を懐かしんだ。陸上競技部の選手だった時、雨の日は体育館でよく走っていたそうで、実家に帰ってきたようだと笑顔を見せた。大学4年生で日本インカレ、日本選手権の十種競技で優勝した経験を持つ武井さんは、「毎日、朝から晩までトレーニングをしていた」と当時を振り返った。
「日本一陸上競技を学んで、日本一陸上のことをよく知って、日本一質の高い練習を、日本一量をこなせば、絶対日本一になれる」
と後輩を激励し、各部に5ケースずつのアクエリアスを差し入れた。
葉っぱがヒラヒラ、みんなで追いかけ大成功
「シャドー葉っぱキャッチ」は、宙に舞う葉っぱをシャドーボクシングでキャッチするもの。10枚キャッチすれば成功となる。武井さんと8人の部員が、頭上から降ってくる葉っぱをつかもうとするが、10秒間で1枚しか手にできなかった。そこで、時間を15秒に伸ばして再挑戦。上に向かって大きく手を伸ばしたり、姿勢を低くして素早く動いたり、皆笑顔だが、必死で葉っぱを追いかけていた。1人で4枚つかんだ部員もおり、全員で18枚の葉っぱを取ってチャレンジを無事成功させた。
「エブリワンカップイン」では、チーム全員が一斉にパターを打ち、カップインを狙う。武井さんと7人の部員が挑戦した。8人が横一列に並び、ステージ上に開いた穴を狙う。ゴルフ留学も経験した武井さんは最も遠い場所からボールを打つが、隣の部員のパターに当たってしまう。部員のボールも互いにぶつかりあいビリヤードのようにあちこちへ散ってしまう。そこで穴を広げて再チャレンジするが、3球しか入らない。あまりの悔しさに3度目の挑戦をすることになり、「頼むぞみんな」と武井さんが喝を入れるも結果はまた3球。武井さんは、「あんなに外れるかね」と無念そうにつぶやいた。
「エブリワンカップイン」は失敗したものの、「#アクエリチャレンジ」は「熱く、楽しんでいるグループ」が選ばれる。武井さんは仲間と一緒に頑張っていた学生時代を思い出す熱いチャレンジだった、と振り返り、参加した部員たちも「楽しかった」と笑顔だった。
イベントの最後には、
「全国の皆さん、仲間と一緒に目標に向かって熱いチャレンジをして、アクエリチャレンジで東京2020オリンピックの聖火ランナーを目指していただければ嬉しい」
と呼び掛けた。