品川プリンスホテル内の屋内型水族館「マクセルアクアパーク品川」(東京都)は2019年7月13日~9月29日の期間中、夏季イベント「NAKED 花火アクアリウム」を開催中だ。エントランスから各エリアを、海の生きものたちと花火アートが幻想的に演出している。ツイッターには早くも「きれい」、「夏っぽい演出が増えていてとても楽しかった」と感想が寄せられている。
同イベントに伴い、四季折々を音・光・映像で表現し床や壁を彩る新エリア「パターンズ」も誕生。今夏は、縁日をテーマとしている。
夜はペンギンたちが映像と連動するパフォーマンスを披露
7月12日、J-CASTトレンド記者はマクセルアクアパーク品川を訪れ、新エリア・パターンズの「ウミノ縁日」を一足早く内覧した。辺り一面が色とりどりの和柄の波、雲、花火などの演出で埋め尽くされており、フロアに入った瞬間圧倒された。壁際には11個の水槽が配置され、「ユメウメイロ」など和柄模様をイメージした生物を展示。そのうち4か所の水槽前にある太鼓を叩くと、水槽内の魚のテーマにそったデジタル花火が壁に打ち上がる仕掛けが施されている。
夜になると「宵のペンギンまつり」と題して、ペンギンたちが映像と連動するパフォーマンスを披露する。7月12日も、ケープペンギンの「ソラ」と「オレンジ」が全身を使い、飛んだり跳ねたりと、床に映像として現れるスーパーボールやねずみ花火などで愛くるしく遊んで見せた。最後はくす玉を器用に引っ張って、中から「アタリ」の文字を引き出すと床から壁へとデジタル花火が打ち上がり、見物客から歓声が上がっていた。
パターンズを抜けるとアトリウムエリア「カラーズ」に出る。ここも和の意匠が施され、金魚たちの水槽と、和傘や花が飾られたショーケースが交互に並び、天井から提灯が照らしている。左右の壁や床にもデジタル花火の演出があり、一歩ごとに目を奪われた。
そのほか、カフェバーやクラゲ展示ゾーン「ジェリーフィッシュランブル」も期間限定で和や花火をイメージした空間が楽しめる。また2000人規模の円形会場で行われるドルフィンパフォーマンスはイベント期間中、昼は「疾風-HAYATE」、夜は「瑠璃花火-Digital Fireworks-」と、それぞれ異なるプログラムが予定されている。