前園さんが東京五輪世代にエール
2020年の東京パラリンピック種目「5人制サッカー(ブラインドサッカー)」。前園さんは以前、練習体験していた。4人のフィールドプレーヤーが目隠しを着用し、1人のキーパーが守るゴールを目指す競技だ。相手ゴールの裏に立つ「ガイド」がプレーヤーに、声や音でゴールまでの距離や角度といった情報を伝える。ボールは転がると音がする仕掛けが施されている。前園さんは練習で、「パスをもらって止めるだけでも大変。試合で相手がいて、ドリブルしたり味方にパスしたり......視覚が遮断されるなかでボールが扱えるのは、サッカーをやっていた自分としては驚きでした」と、5人制サッカーの選手を称えた。
来年の東京五輪・パラリンピックに向け、朝原さんは「今、選手たちは本当に大変。地元の開催で期待も大きい」と思いやった。前園さんは「(期待を)プレッシャーに感じると良い成績を出せないでしょう。逆にやりがいを感じて、ホームで力を出せる選手が活躍できるのでは」とエールを送った。【特集・目指せ!東京2020】