デジタル文具などを手がけるキングジム(東京都千代田区)は、対話型翻訳機「ワールドスピーク HYK100」を2019年7月19日に発売する。
飲食店やホテルなどで円滑なコミュニケーションを
互いに向かい合って対話しながら使用できる2台1組の据え置きタイプ。「会話ボタン」を押しながら本体に向かって話すと、もう1台の端末に翻訳結果が素早くテキスト表示され、音声で読み上げられる。両端末の画面には前もって選択した言語のテキストが会話順に表示され、飲食店やホテル、交通インフラの受付・窓口業務などのシーンで円滑にコミュニケーションが取れるという。
一般的な翻訳機は月額もしくは年単位などでの更新費用が発生するのが主流だが、本機は本体の購入費以外のランニングコストは一切不要とのことだ。
英語やスペイン語、中国語や韓国語など72言語に対応し、複数の翻訳エンジンから自動で選択することで高い翻訳精度を実現した。無線・有線LANで通信環境と接続する。ノイズキャンセリング機能付きマイクを搭載し、環境騒音のある場所でもスムーズに翻訳可能。
タッチ入力対応の8.0型(1280×800ドット)ディスプレーを搭載。インターフェイスはmicroUSB、スピーカー出力、マイク入力。リチウムイオンバッテリーを内蔵し、約3.5時間の充電で約5時間の連続動作、約20時間の連続待受が可能。ACアダプター×2個が付属する。
カラーはシルバー。
価格は14万8000円(税別)。