お金をモチーフにしたグッズを販売するときわ総合サービス(東京都中央区)は、2024年度上期をめどに発行される新しい日本銀行券をデザインした「新札せんべい」を2019年7月1日に、新旧の1万円札を描いた「福渋(福沢・渋沢)・萬円おかき」を7月5日に発売した。
津田梅子、北里柴三郎もせんべいになった
神戸銘菓「瓦せんべい」を手がける「亀の井 亀井堂本家」が製造した「新札せんべい」は、渋沢栄一の1万円札、津田梅子の5000円札、北里柴三郎の1000円札が3枚1セットでせんべいになった商品だ。
京都のおかきメーカー・渡辺製菓が製造した「福渋・萬円おかき」には、福沢諭吉が起用されている現行の1万円札と渋沢栄一の新1万円札をデザインしたおかきが、5枚ずつ、計10枚入っている。
商品販売の理由について、ときわ総合サービスはニュースリリースの中で、5年後に発行される新銀行券を早く手に取りたいという人のために、「美味しい和菓子を味わいながら新札発行の準備作業の進展を見守っていけるよう、このたびの新商品発売にいたりました」と説明している。
価格は新札せんべいが700円(税抜)、福渋・萬円おかきが920円(税抜)。ともに、ときわ総合サービスの公式通販サイトで販売中だ。