東芝映像ソリューションは、4K有機ELテレビ「レグザPro」2モデルを2019年6月下旬から順次発売する。
上位モデルは「タイムシフトマシン」搭載
いずれも、同モデル専用にチューニングを施した2019年仕様の有機ELパネルと新映像処理エンジン「レグザエンジン Professional」を搭載。「深層学習」や「バリアブルフレーム超解像」、「機械学習HDR復元」などのAI(人工知能)超解像技術を活用し、4Kや地上デジタル放送などをノイズが少なくきめ細かな高画質映像で再現できるという。
HDR(ハイ・ダイナミックレンジ)規格は、「Ultra HDブルーレイ」などで採用されている「HDR10」、4K放送などで採用されている「HLG HDR」に加え、「HDR10+」「Dolby Vision」にも新たに対応した。
色温度センサーにより視聴環境の照度や照明色の違い、視聴コンテンツに合わせて画質を調整する「リビングAIピクチャー」を備え、自然で高画質な映像を楽しめる。
映像製作者向けに輝度推移や周波数ヒストグラムなど様々な映像情報の表示や、色空間などのマニュアル設定が可能な「プロユース映像分析・設定機能」を搭載。
4Kチューナーを2基内蔵し、別売のUSBハードディスクを接続することで4K裏番組の録画や、地上/BS/110度CSチューナー3基内蔵により、番組を見ながら裏の2番組録画が可能だ。
「Netflix」「YouTube」「Hulu」など各動画配信サービスに対応。別売のスマートスピーカーに話しかけるだけで各種操作がハンズフリーで行える「スマートスピーカー連携」機能などを備える。
7月中旬発売の上位モデル「X930シリーズ」には、放送済みの番組を過去番組表からすぐに楽しめる「タイムシフトマシン」機能を搭載。HDMI入力7系統、同軸デジタルオーディオ出力端子などを装備する。
「X930シリーズ」、「タイムシフトマシン」非搭載の「X830シリーズ」とも、画面サイズ65V/55V型を用意する。
いずれも価格はオープン。