独身男性「育休取りたい」が大多数、だけど... 調査から見えた「忖度」の事情

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   婚活支援サービスを展開するパートナーエージェント(東京都品川区)は、20~49歳の独身男性に対して、「理想の父親」に関するアンケート調査を実施した。

   2019年6月14日に発表した結果に関して、将来的に子どもを持ちたいと考えている回答者の多くが「育児休暇を取りたい」と望む一方で、育休取得のための積極的な行動は避けたいと考えていると分析している。

  • 「育休は取りたいですか?」
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  • 「育休についての考え」
    「育休についての考え」
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  • 「実際に育休を取得するか」
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  • 「育休は取りたいですか?」
  • 「育休についての考え」
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  • 「実際に育休を取得するか」

「積極的な行動はできれば避けたい」のはなぜ?

   調査は3760人を対象に行われ、そのうち400人が将来結婚して子どもを持ちたいと考えている。

   子どもを持った際に「育休を取りたいか」を尋ねた項目では、「育休を取れる会社に就職したい」(15.8%)、「できる限り取りたい」(32%)、「可能なら取りたい」(30.3%)が合計78.1%、「できれば取りたくない」(3%)、「取りたいとは思わない」(3%)が合計6%。育休を取りたい人が圧倒的に多かった。

   育休についての考えについては、「積極的に育休を取って、男性の育休も当たり前な世の中にしていきたい」に「当てはまる」「どちらかと言えば当てはまる」と回答した人が60.8%で、過半数が「男性の育休」を当たり前にしたいと願っているとわかった。

   さらに、「実際に育休を取得するかどうか」についても調査された。

   「周囲の取得状況に合わせて考えたい」(63.3%)、「取りづらい雰囲気があれば育休をあきらめると思う」(55.1%)、「上司に交渉してまで育休を取りたいとは思わない」(46.5%)という結果に。このことから、パートナーエージェントは「積極的な行動はできれば避けたいといったところもあるようです」と分析する一方、周囲が男性の育休に肯定的であれば育休を取りたいと考える男性が多いとみて、「みんなが平等に育休を取り、安心して子育てをすることのできる環境づくりが大切」と締めくくった。

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