「最初に感じるハードルの高さを何とかしたい」と企画
完成までは、早い人で30分ほど。記者も含めシール貼りまで辿り着けない参加者もいたが、全員が時間内に組み上げて、文房堂GalleryCafe提供の「ごほうびスイーツ」にありつき、達成感を味わった。
その後、文房堂神田本店4階「文房堂ギャラリー」に場所を移し、出来立てのミニ四駆で走行体験。参加者たちは広い床で思い思いにミニ四駆を走らせて歓声を上げ、最初から作り上げたマシンが動く様子を楽しんだ。
参加者のミニ四駆作りを近くで見守り、必要に応じて手助けをしていた鍋田さんは本企画のきっかけについてこう語った。
「『ミニ四駆、作ってみたいけど説明書が難しそう』と断念してしまっている知人を見かけたことですね。ミニ四駆は一度組み立てさえすれば、それほど難しくありません。だからこそ、最初に感じるハードルの高さを何とかしたいと思い、みんなでわいわい楽しくミニ四駆作りをするのはどうだろうと考えました。参加者たちが楽しそうに作っている姿を見ていて、私もとても楽しかったです」