「 言うは一時の恥、言わないとずっと傷を負ったままに」
長与さんと門倉選手は学生時代に痴漢にあったことがあると明かした。2人ともその時は「かたまって何も言えなかった」と振り返り、そのことを後悔しているという。
「(『やめてください』と)言うは一時の恥ですが、言わないとずっと傷を負ったままになります。本当に勇気をもって言ってください」
と長与さんは強く促した。
また長与さんは、痴漢の被害にあったときは絶対に泣き寝入りせず、触ってくる指を掴んで上に掲げるか、指を決して離さずに「やめてください」「すみません、痴漢です」と声を上げるように訴えた。
トークイベント後、長与さんは駅構内アナウンスで「被害にあっている方は我慢することはありません」「私と一緒に『痴漢撲滅』に向けて戦いましょう!」と力強いメッセージを発信。所属選手とともに構内を巡回し、痴漢撲滅を呼びかけるチラシ類を配布した。