美容・健康業界の技術者を養成する「YMCメディカルトレーナーズスクール」は、乳幼児に対するケアを脳科学に基づいた「脳育」の観点で学ぶ新コース「脳育ベビーセラピスト」と「脳育ベビーケア」を2019年6月8日から開講した。
「脳育ベビーセラピスト」と「脳育ベビーケア」の2コースを開講
「脳育ベビーセラピスト」コースでは、親子間の絆作り・コミュニケーションを図る「ベビーマッサージ」を実践的に学ぶ。「ベビーケアセラピスト」の遠藤洋子さんによると、「背中を優しくさする」などのベビーマッサージを乳幼児に施すことで、ぐずり・夜泣きの軽減や、成長の促進、情緒の安定などが期待できるという。
「脳育ベビーケア」コースでは、産後の母親の骨盤調整・体力回復を目的とした「ベビーヨガレッチ」、赤ちゃんとの意思疎通手段となる「赤ちゃんサイン」、赤ちゃんの足裏を刺激することで自然治癒力や免疫力を高める「ベビーリフレクソロジー」、子どもの成長に合わせた食の大切さを学ぶ「食育」の4テーマを扱う。両コースともに、技術者になりたい人が対象となる。
新コースは新宿、名古屋、梅田、福岡の4校で開講中。いずれも全2日間、計16時間で履修できる。
なお、YMCメディカルトレーナーズスクールでは新コースの開設に合わせ、0~3歳以下の子供がいる18歳以上の男女400名を対象に「脳育」に関するアンケートを実施。
「子供の育て方について知っていること」を聞いた質問では、「脳育」は「食育」に次ぐ知名度で、全体の5人に1人が脳育を知っているという結果だった。(有効回答数400人)