2020年以降に順位を上げそうなワード予想
J-CASTトレンドの取材に答えたBMFT代表取締役・大橋正房さんは、2003年ごろに「食生活の変化」を予想するためにどんな言葉に「おいしさ」を感じるか調査を行っていた。すると、世代によっておいしさを感じる言葉が異なること、特に若い世代に「もちもち」「サクサク」といったオノマトペが使われはじめていることがわかった。若者の言葉がこれから広まっていくのではないかと考え、結果の変化を追いかけるために年1度の「定点観測」を開始した。
大橋さんに2019年の結果の特徴を聞くと、「鮮度のよい」「新鮮な」などの食材自体に関連するワードが順位を上げ、「揚げたて」「焼きたて」の料理に関するワードを追い抜いたことから、料理から食材に関心が移っている可能性を指摘した。また、「うま味のある」「ダシの効いた」は2年連続で順位を落としていたものの、2019年に大きく盛り返したことから、来年以降は「さっぱり」などのワードが順位を上げてくるのではないかと予想した。