JVCケンウッドは、コンパクトコンポーネントシステム「EX-HR10000」を、2019年6月中旬に直販サイト「コトSquare」限定で発売する。
CDやブルートゥース音源も高音質化「K2」搭載
木を振動板に採用した「ウッドコーンスピーカー」など同社が培ってきた独自の音響テクノロジーに加え、「人工熟成ハイブリッド響棒」などの新たな高音質技術を投入したというプレミアムモデル。
9センチ径フルレンジ「ウッドコーンスピーカー」を搭載。音の伝播速度を向上させるというチェリー材の薄膜シートをコーンに配置した「異方性振動板」を採用し、コンパクトながら広い音楽空間と高い解像度を実現した。
またスピーカーキャビネットには中音が艶っぽくきれいに響くというチェリー無垢材を使用。エンクロージャーにはピアノやバイオリンなどからヒントを得た独自の響棒・響板構造を取り入れた。
本体部も、振動吸収部材を部分的に追加装着することで音色感や艶、解像度をさらに高めたほか、サイドウッドとアークベースの固定ネジの締め付け順序を最適化するなど、数々の音質チューニングを施した。
Bluetooth対応のスマートフォン・タブレットなどに保存した楽曲の再生が可能。AAC/aptXコーデックに対応する。USBメモリーに保存したFLAC/WAVファイルやMP3/WMAなど様々な形式のファイルの再生が可能。CDを超える高解像度「ハイレゾ(ハイレゾリューション・オーディオ)音源」(最大192kHz/24bit)にも対応。
CDやUSBメモリーの収録楽曲に加えBluetoothワイヤレス伝送のデジタル音源に拡張処理を施し、ハイレゾ相当の高音質で楽しめる「K2 TECHNOLOGY」を搭載する。
そのほかAMラジオの番組をFM放送で聴ける「ワイドFM(FM補完放送)」対応のFMチューナー、192kHz/24bit・PCM信号対応のデジタル入力端子を装備する。
直販価格は14万8000円(税別)。