西暦2100年の東京を駆け抜ける「車いすレース」
そのほか「HERO X ZONE」にはRDSのカーボン車いす「WF01」や、自動運転技術を駆使した配送ロボット「ハコボット」などの展示スペースがある。
なかでも招待客たちの注目を集めていたのは、仮想空間に作られた「西暦2100年の東京」を車いすで駆け抜ける「車いすレース」。記者もVRゴーグルを装着し、パラ陸上のレースで使用される車いすを「未来型」にデザインした「Cyber Wheel」に乗って体験した。手で車いすをこぐ際に持つ左右の「ハンドリム」を回して走ったり、曲がったりするのだが、序盤は上手く進めず苦戦。しかしコツを掴むと急なカーブもスムーズに曲がれるようになり、疾走感を得られた。