■オークス「カス丸の競馬GⅠ大予想」
前代未聞の混戦、「樫の女王」を射止めるのは

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

   カス丸 はーい、ぼくカス丸きゃすう。先週のヴィクトリアマイルは5番、4番、11番人気の順位となり、荒れたじぇい。今週は3歳牝馬の優駿牝馬「オークス」(2019年5月19日、東京競馬場、芝2400メートル)だよ。こっちはあまり荒れないきゃすう?

   カスヨ そうね、オークスは過去5年をみても、馬券に絡んだのは6番人気以内だから堅いレースね。まあ、毎年言ってるけど、穴党の私としては好きじゃないわね、このレースは。でも、今年はちょっと興味があるのよ。桜花賞を勝ったグランアレグリアがNHKマイルに出走して、オークスを回避したものだから、どんぐりの背比べになっちゃったのね。残りの桜花賞組が強いのか、別路線組が強いのか、最近にない混戦になったわね。まあ、これだったら穴党としても出番があるということね。

差し馬といえばこの馬!

   カス丸 穴狙いのカスヨ姉さんとしては、ビーチサンバが本命◎きゃすう?

   カスヨ 3歳で2400メートルというのは、すべての出走馬にとって未知の距離なのね。距離が長いからレースの流れとしては、途中でペースが緩んで、最後の東京競馬場特有の長く広い直線(525メートル)勝負になるのよね。そうなると、いい位置に付けて最後は抜け出す差し馬の優勝が多くなるわね。だから、最後のスピードにかけられる馬が有利ということになるんだけど、それがビーチサンバなのよ。東京では2回走って、いずれも2着なんだけど、上がり(最後の600メートル)が32秒台という時計をもっているわ。桜花賞は最後の直線で他馬に寄られたりして、すんなり走れなかったけど、今度は16番と外枠に入って、しかも広いコースだから誰にも邪魔されずに直線を走ることができるわ。絶好の舞台なのよ。

   ガジュマル爺 差し馬というならクロノジェネシスの方が上じゃろ。東京では2回走っていずれも勝っておる。2回走って、2回とも負けたビーチサンバとは大違いじゃ。しかも、ビーチサンバの上がりは32秒9じゃが、クロノジェネシスは32秒5じゃ。もう一回は33秒1。これはもう決定的な差じゃな。桜花賞でも、この2頭は似たような位置で最終コーナーを回っておって、クロノが3着、ビーチは5着じゃ。これをひっくり返す要素はないはずじゃ。じゃからわしはクロノジェネシスが大本命じゃ。

   カス丸 カスヨさんも対抗○は、クロノジェネシスだよ。

   カスヨ まあ、2頭は似ているところがあるんだけど、ドングリの背比べの時は騎手の差が大きいわ。ビーチサンバは「牝馬の福永」、ユウイチちゃんよ。クロノジェネシスもユウイチちゃんなんだけど、こちらは北村騎手ね。北村クンは、今年GI騎手になったんだけど、先週のヴィクトリアマイルで2番レッドオルガをうまく持ち出せなかったわ。今度も内枠の2番なのよね。また他の馬に囲まれてしまう心配があるわ。まあ、スムーズにいけば、クロノも力があるから上位争いは必至なんだけどね。

   カス丸 爺の対抗はダノンファンタジーきゃすう。

   ガジュマル爺 今回出ている馬でただ一頭のGI馬じゃ。桜花賞では4着になったから人気が落ちとるようだが、コンマ4秒差じゃ。桜花賞の前まで4連勝しとるし、ディープインパクトのこ子どもじゃ。距離にも不安なしじゃ。東京はデビュー戦で走っておって2着。このときの1着がグランアレグリアじゃ。今回グランはおらんから、やはり底力があるのはこの馬じゃろ。

   カス丸 人気のラヴズオンリーユーが出てこないじぇい。爺もカスヨさんも押さえ△だよ。なんで評価が低いきゃすう?

姉妹サイト