スターバックス・コーポレーション(米国シアトル)とサントリー食品インターナショナル(東京都中央区)は2019年5月14日、「スターバックス・コールドブリュー コーヒー」(ブラック無糖)を全国のコンビニエンスストアで、期間限定で発売する。
発売日前日の5月13日には、東京都内のギャラリーでイベント「A Story of Starbucks Chilled Cup Cold Brew」が開催された。ジオラマアニメーターのMozuさんとコラボレーションしたもので、同商品ができあがるまでをストーリー化したミニチュアアートが展示された。
丁寧な作品を通して商品のこだわりを知ってほしい
「コールドブリューコーヒー」とは、コーヒー豆を水で抽出したもの。スターバックス・トレーディングのブランドマネジャーによると、お湯で抽出し急速に冷やして作るアイスコーヒーと比べて、時間はかかるが苦みや酸味を抑えられる。
「スターバックス・コールドブリュー コーヒー」は、コールドブリュー専用のコーヒー豆を選別してブレンド、ローストし、丁寧に時間をかけて抽出することですっきりした後味となめらかな舌触りになっているという。抽出に様々な技術を要するコールドブリューコーヒーの味を多くの人に知ってもらうために、チルドカップでの商品化が実現した。
手間を惜しまず作られた商品のコンセプトを表現するために選ばれたのが、ジオラマアニメーターのMozuさんだ。非常に精巧なジオラマを制作する若手クリエーターとしてSNSで話題になった人物で、J-CASTトレンドでも2018年7月に単独取材している。(「超精密「友達の部屋」が本物すぎる ツイッターで話題の若手クリエーターに聞く」)
今回Mozuさんが制作したのは、一筆書きで商品を描いたイラストや、商品を置いてトリックアートを楽しめるランチョンマット、そして、今回の目玉であるコールドブリューコーヒーができるまでの工程を表現したミニチュア模型だ。丁寧に作られた作品を通して、商品に込められたこだわりを知ってほしいと担当者は話した。