再生数70万超「スポーツくじ」ウェブ動画 一筆書きアートがつなぐ「ドキドキ」

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奥下氏「スポーツをより身近に感じてもらえたら」

   制作上難しかったのは「具象と抽象のバランスの取り方」だと奥下氏。

「アニメーションがきれいに流れ、『スポーツくじの購入がスポーツ支援につながる』というメッセージが伝わる内容になっているか。同時に、静止画として見た時にも美しく、今の人たちに響くデザインになっているかも気にかけながら、こだわりをもって進めました。僕はスポーツが『色々な人と繋がれる素晴らしいもの』だと思っているので、動画を通じてスポーツをより身近に感じてもらえたら嬉しいです」

   日本スポーツ振興センター・スポーツ振興事業部事業推進課広報係長の横田剛一さんは本動画のコンセプトについて「スポーツくじの収益が、次世代選手の発掘育成といった日本のスポーツ振興に役立てられているというメッセージや、スポーツくじの仕組みを難しく説明するのではなく、『シンプルに感情に訴えること』を掲げた」と話す。

「スポーツには、アスリートだけでなく、街のスポーツ教室や施設でスポーツを楽しむ人、それを応援する人問わず、子どもから大人までをつなげ、そして街全体を活性化させる力があります。その『つながり』が見ただけで伝わり、『スポーツくじはスポーツに役立っている』ことも直感的にわかる動画になっていると思います」
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